八ッ場ダム審議に対する生活者ネット討論 ~都市・環境委員会(12月11日)での新井美沙子の討論~ 今回の議案は建設に要する費用が2110億円から4600億円に変更というものですが、この費用には水源地域対策特別措置法や基金にかかる費用と利子が含まれておらず、それらを含めると推計総額8500億円にも上る事業です。東京都の負担もすべてを含めると1325億になり、財政難のこの時期に都民の理解を得られるものではありません。 そもそも東京都にとって八ッ場ダムが必要なのか、という点にも疑義があります。 利水について、都... 続きを読む
2003年第3回定例会(9月18日~10月6日)より
第3回定例会(9月18日~10月6日)より 障がい者にも働く場を! 長引く経済不況の中、障がい者の雇用も厳しい現実にさらされています。都でも、庁舎を活用して知的障がい者のオフィス体験学習を行うなどしていますが、大阪府高槻市や枚方市では体験学習に留まらず、雇用にまで結びつける先進的な取り組みが行なわれています。 今定例議会で、生活者ネットワークは障がい者の安定した就業体制に向け、体験実習の場の確保・民間企業のトライアル雇用を継続していくこと・局間連携を進めて当事者の意見を反映させた雇用促進を図ること、を提... 続きを読む
2003年第3回定例会 代表質問
都議会生活者ネットワーク 山口文江 Q1,日本経済の低迷の中で、一向に将来展望のもてるビジョンが示せない政府の姿勢が、企業経営や雇用環境の悪化を招き、社会不安を増大させています。少子高齢の逆ピラミッドの人口構成時に必要な制度、新しい働き方や将来の社会保障制度のビジョンが示されなければならないと考えます。すなわち次世代を担う若者が将来についての夢を描けるような可能性や環境を作り出し、意欲ある人がチャレンジできる社会システムの構築が必要です。 知事は、「苗を開花させるために」都政の仕組みを根本から見直すとして... 続きを読む