水余りに逆行するダム建設に反対

群馬県長野原町に建設中の八ッ場ダムは、東京・埼玉・千葉・茨城・群馬への都市用水の供給を主目的に50年前に計画された多目的ダムです。17年前に基本計画が作られましたが、地元の激しい反対運動の結果、工事は大幅に遅れ、いまだダムの本体工事には至っていません。 今回、国は事業費を2110億円から2.2倍の4600億円に引き上げるという基本計画の変更を関係各知事に意見照会しました。石原都知事は他県に先駆け12月都議会に提案。これを承認すると、東京都の負担は事業費ベースで870億円、水源対策特別措置法事業や基金事業、... 続きを読む

八ッ場ダム審議に対する生活者ネット討論

八ッ場ダム審議に対する生活者ネット討論 ~都市・環境委員会(12月11日)での新井美沙子の討論~ 今回の議案は建設に要する費用が2110億円から4600億円に変更というものですが、この費用には水源地域対策特別措置法や基金にかかる費用と利子が含まれておらず、それらを含めると推計総額8500億円にも上る事業です。東京都の負担もすべてを含めると1325億になり、財政難のこの時期に都民の理解を得られるものではありません。 そもそも東京都にとって八ッ場ダムが必要なのか、という点にも疑義があります。 利水について、都... 続きを読む

2003年第3回定例会(9月18日~10月6日)より

第3回定例会(9月18日~10月6日)より 障がい者にも働く場を!  長引く経済不況の中、障がい者の雇用も厳しい現実にさらされています。都でも、庁舎を活用して知的障がい者のオフィス体験学習を行うなどしていますが、大阪府高槻市や枚方市では体験学習に留まらず、雇用にまで結びつける先進的な取り組みが行なわれています。 今定例議会で、生活者ネットワークは障がい者の安定した就業体制に向け、体験実習の場の確保・民間企業のトライアル雇用を継続していくこと・局間連携を進めて当事者の意見を反映させた雇用促進を図ること、を提... 続きを読む