東京・生活者ネットワーク 都議会議員 大西由紀子 緊縮財政の中 都債で新銀行設立 2004年度予算は、「第二次財政再建推進プラン」の初年度予算として編成されました。「東京の再生を確実に進める予算」として、①内部努力の徹底、歳出額の削減と財政再建への取り組みの強化・向上、②都民の安全・安心の確保、東京の活力再生のため、財源の重点配分と新たな行政需要に積極的に取り組む、ことがあげられています。 一般会計の予算規模は緊縮型予算で、前年度に比べ215億円=0.4%減の5兆7080億円です。歳入の見込みが3兆920... 続きを読む
「食品安全条例制定」都に制定 ~3月定例都議会終了~
東京都議会は、3月30日全会一致で東京都食品安全条例を可決し、都民の直接請求から14年ぶりに条例が制定されました。 一昨年の予算特別委員会での生活者ネットワークの質問が、条例化に前向きの知事答弁を引き出し、昨年8月には「条例制定に向けた基本的な考え方」が公表され、都が都民意見を募集し、同時に知事の諮問を受けた食品衛生調査会は専門委員会を設置し、11月に答申を提出しました。 これを受けて議会に提出された条例案は、全国をリードしてきた都の食品の安全確保対策の基本方針である「未然防止」の考え方、事業者の自主回収... 続きを読む
都は「子どもの権利擁護委員会」存続を! 世界の流れに逆行するな!
執印真智子 東京都は、 これまで5年間続けてきた 「子どもの権利擁護委員会」 を2004年度から廃止しようとしています。 当委員会は、 子どもへの虐待やいじめの深刻化にともない、第三者の相談・救済制度の必要性を「東京都児童福祉審議会(以下児福審)」が提言し、 98年から試行実施されてきたものです。 5年半で約6200件の電話相談を受け、 うち約200件のいじめ、 虐待などの困難事例について「子どもの権利擁護専門員」 が調査にあたってきました。 相談の8割は子ども自身からで、 東京の子どもたちが、この施策... 続きを読む