「第31回オリンピック競技大会の東京招致に関する決議案」に対する討論

都議会生活者ネットワーク 原田恭子  私は、都議会生活者ネットワークを代表して、第31回オリンピック競技大会の東京招致に関する決議案に反対する立場から討論を行います。 昨年9月の本会議で「前回の東京オリンピックから40年余りが経過し、この成熟した都市の姿を世界に示し、改めて日本の存在をアピールする絶好の機会である」として突然、表明されました。オリンピック招致については、石原知事自身が再三語られているように、オリンピックの成功をもう一度という、極めて個人的な思い入れの強いものです。表明から7ヶ月余、まだ、計... 続きを読む

2006年第1回定例会 一般質問

都議会生活者ネットワーク 山口文江 今後の都政運営について Q1.知事は、施政方針表明の中で、平成18年度予算について「財政の健全性の回復に全力を注ぎ、その上で、今後の新たな都政の発展を目指すことを基本に据えた」と述べています。一方、予算の内容、つまり施策の面において、「直面する課題への対応はもちろんのこと、オリンピック開催に向けた取り組みを始め、将来に対する布石もしっかり打った」と述べています。 しかし、「将来への布石」とは何か、はっきりしません。中・長期的な視点で、知事がこの東京をどうしたいのかという... 続きを読む

2006年(平成18年)度予算原案の発表にあたって(談話)

都議会生活者ネットワーク 幹事長 大西 由紀子  本日発表された平成18年度予算原案は、第二次財政再建推進プランの最終年度の予算として、「財政構造改革の足取りを確かなものとし、東京の更なる発展を目指すもの」とされています。 一般会計の予算規模は都税収入の伸びを受けて、5年ぶりに6兆円を超え、前年度比5.4%増となりました。17年度に引き続いて臨時的な財源対策を行うことなく当初予算を編成し、いわゆる「隠れ借金」の圧縮や基金残高の確保に努めて、18年度末にはようやく基金残高が「隠れ借金」を上回る見込みです。し... 続きを読む