都議会生活者ネットワーク 山口文江 今後の都政運営について Q1.知事は、施政方針表明の中で、平成18年度予算について「財政の健全性の回復に全力を注ぎ、その上で、今後の新たな都政の発展を目指すことを基本に据えた」と述べています。一方、予算の内容、つまり施策の面において、「直面する課題への対応はもちろんのこと、オリンピック開催に向けた取り組みを始め、将来に対する布石もしっかり打った」と述べています。 しかし、「将来への布石」とは何か、はっきりしません。中・長期的な視点で、知事がこの東京をどうしたいのかという... 続きを読む
2006年(平成18年)度予算原案の発表にあたって(談話)
都議会生活者ネットワーク 幹事長 大西 由紀子 本日発表された平成18年度予算原案は、第二次財政再建推進プランの最終年度の予算として、「財政構造改革の足取りを確かなものとし、東京の更なる発展を目指すもの」とされています。 一般会計の予算規模は都税収入の伸びを受けて、5年ぶりに6兆円を超え、前年度比5.4%増となりました。17年度に引き続いて臨時的な財源対策を行うことなく当初予算を編成し、いわゆる「隠れ借金」の圧縮や基金残高の確保に努めて、18年度末にはようやく基金残高が「隠れ借金」を上回る見込みです。し... 続きを読む
2005年第4回定例会を終えて
都議会生活者ネットワーク 幹事長 大西由紀子 本日平成17年第4回都議会定例会が閉会いたしました。 生活者ネットワークは、本議会に提案された第197号議案「東京都学校経営支援センター設置条例」に反対し、その他の知事提出議案について賛成しました。 連日、子どもと学校の安心・安全が脅かされ、児童・生徒の安全を守る取組にこそ、人手をかけ整備を急がなければならない時であるにも係わらず、新たな行政機関として学校経営支援センターを設置し、総勢200名もの担当者が学校経営、教育課程および教育活動、人事管理等の支援を名... 続きを読む