都議会生活者ネットワーク 幹事長 大西由紀子 一般会計をはじめとする29件の2009年(平成21年)度予算案は、急激な景気の悪化で、税収回復の見通しが立たない中で、満遍なく財源を振り向けており、緊急の課題も多いことから賛成はしましたが、新銀行東京、築地市場の移転問題、オリンピック招致など、大きな課題を抱えながらの今後の都政運営は、予断を許しません。 温暖化対策、消費者行政の充実、未来ある子どもたちの教育など、都民の生活に根ざした、待ったなしの課題が山積しています。 なかでも今最も緊急な課題はセーフティネ... 続きを読む
2009年(平成21年)度予算原案の発表にあたって
2009年1月16日 都議会生活者ネットワーク 幹事長 大西由紀子 本日発表された平成21年度予算原案は、前年度に比べ3.8%減の6兆5.980億円で、5年ぶりの減となっています。好景気に支えられて財政再建にひと息ついたのもつかの間、金融破たんにより世界を駆け巡る経済不況と法人事業税の暫定措置によって、都税収入は前年度比13.6%減の4兆7.577億円と、単年度過去最大の下げ幅を示し、3年ぶりに5兆円を下回りました。 予算規模が減に転ずる中で、「都民へ『安心』をもたらし、『希望』を指し示す予算」として、... 続きを読む
2009年東京都予算編成にむけ提案書を提出
都議会生活者ネットワークは、2009年度の東京都予算編成にむけ、2008年12月18日、提案書を提出しました。 アメリカに端を発した世界的な金融危機によって、2008年度の法人事業税はすでに減収で、当初予算は見込めない厳しい状況で、雇用状況の危機は深刻です。 都の「東京緊急対策Ⅱ」が、解雇された人の雇用確保、資金難による中小零細企業を本当に救済することができるのか、対策の実効性が問われるところです。 医療機関や介護現場での人材確保は困難を極めています。早急に周産期医療体制の構築のため、地域の診療所や助産所... 続きを読む