2008年第2回定例会 討論

都議会生活者ネットワーク 西崎光子  都議会・生活者ネットワークを代表して、今定例会に上程された知事提案の議案、及び、議員提出議案に賛成の立場から討論を行ないます。 環境確保条例の改正は、国に先駆けて、大規模事業者に、CO2の削減を義務付けたことが、大きな特徴です。対象の大規模事業者は、都内の事業所の排出するCO2の、約4割を占めており、この効果に期待するものです。また、中小企業も参加を可能にした排出量取引は、あくまでも削減努力を補完するものとして担保されるべきで、今後、削減義務率の設定や、排出量取引の具... 続きを読む

2008年第1回定例会を終えて(談話)

都議会生活者ネットワーク 幹事長 大西ゆき子 本日閉会した2008年第1回都議会定例会は「新銀行東京」特別議会ともいえるものでした。 新銀行への追加出資が定例会初日に突然提案されたこと、同時に提出された再建計画が極めて簡略なものであったこと、業績悪化の調査報告書の提出が予算審議の前日で、しかも概要版に過ぎなかったこと、など知事側からの提案自体が異常なものでした。加えてこれに関する審議は、生活者ネットワークは、百条委員会を設置してここに至った責任を明らかにすべきだと主張しましたが、予算特別委員会の中でわずか... 続きを読む

2008年第1回定例会 討論

2008年3月28日 大西ゆき子 都議会生活者ネットワークを代表し、本議会に提案された第64号議案、第115号議案、及び第131号議案に反対し、その他の議案には賛成の立場から、討論を行ないます。 まず、第64号議案・都立学校の授業料の値上げについては、都立高校へのエアコン設置を理由としていますが、ヒートアイランド化が著しい東京の学習環境を考えれば、当然のことながら冷房はもはや受益者負担というべきものではありません。むしろエアコン設置を契機に、温暖化などの環境問題に積極的に取り組むために、その学習に必要な機... 続きを読む