2016年オリンピック開催地決定について(談話)

2009年10月3日
都議会生活者ネットワーク・みらい
幹事長 西崎光子

 ついに2016年オリンピックの開催地が決定しました。この間の関係者の皆さんのご労苦には敬意を表するものです。
2005年、知事は「前回の東京オリンピックから40年あまりが経過し、東京は政治・行政・経済・そして文化の諸機能が高密度に集積する世界に類を見ない大都市に発展した。この成熟した都市の姿を世界に示し、改めて、日本の存在をアピールする絶好の機会である」と述べて、オリンピック招致を提案しました。唐突で『なぜ今、東京が2度目の開催をめざすのか』という都民の声にも耳を貸さず、強引に進めてきました。招致委員会がどんなに「支持率が上がってきた」とあおっても、民意はさめていたことに気づかなかったことこそ敗因だと考えます。
都議会生活者ネットワーク・みらいは、これまで開催したことのない国や都市にこそチャンスを与えるべきと主張してきましたが、今回、リオデジャネイロに決定したことを歓迎し、祝福するものです。