あらためて問われる舛添都知事の資質(談話)
2016年5月20日
都議会生活者ネットワーク
幹事長 西崎光子
本日、舛添都知事の一連の疑惑に対する2回目の記者会見が行われました。先週実施した記者会見以降も、さらなる疑惑が次々に明るみに出ており、今回の会見で説明するとし、多くの都民が注目していました。
ところが、記者会見で知事は、第三者である専門家弁護士に厳しい目で調査してもらう予定であり、その結果をもって答えていくとし、何ひとつ自分の言葉で公私混同疑惑を説明しようとはしませんでした。政治資金についてだけでなく、公用車など公金支出に関するものまで、第三者に委ねるとしています。
知事は、「真摯に反省している」と何度も謝罪しましたが、都民への説明を拒否し、疑念は深まりこそすれ、払拭することはできません。今日の記者会見を、都民はイライラしながら見ていたに違いありません。
「政治とカネ」の問題に都民はうんざりしており、政治への信頼を損ねた舛添知事の責任は非常に大きいと考えます。6月1日から始まる東京都議会では、都議会生活者ネットワークとして、この問題について追及し、明らかにするよう求めていきます。