予算特別委員会運営に関する要望

都議会第1回定例会にあたって、一人会派5人から、予算特別委員会に参加できるよう求める要望書を提出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都議会議長        三宅 しげき  様

東京都議会副議長       本橋 ひろたか 様

東京都議会議会運営委員長   小宮 あんり  様

2022年2月15日

都議会生活者ネットワーク 岩永やす代

地域政党 自由を守る会 上田令子

グリーンな東京 漢人明子

東京維新の会 松田りゅうすけ

東京みらい 森澤恭子

予算特別委員会運営に関する要望

 私たち第21期東京都議会議員は、昨年7月4日の選挙で都民から直接、選出され、都政を付託されました。明日より開会されます令和4年第1回定例会におきましては、予算特別委員会が設置され、現任期初めて、当初予算が審査されます。予算特別委員会が始まるにあたって、同委員会の運営における無所属会派の取り扱いについて、少数意見も反映され、より開かれ活発な予算審査に関して5会派の総意をとりまとめました。

 つきましては、以下の通り要望いたしますので、その実現に向けてご検討いただきますようお願い申し上げます。

【要望事項】

 予算特別委員会において、無所属会派の参画の機会を保障すること。

【要望理由】

 東京都議会においては、一般会計を始め新年度予算は、予算特別委員会に一括して付託され、総括質疑、しめくくり総括質疑、討論、少数意見の留保を経て、議決に至ります。

 ところが、これまで、無所属会派は任期中、一度も予算特別委員になれず、これらのプロセスに参画することは認められていません。

 現任期は無所属会派の議員が5人いますが、このままでは、予算特別委員会に5人すべてが参画の機会を得られないことになります。少数者の声を大切にし、会派の大小にかかわらず議員の議会活動が活発にできるよう、予算審査においても少数意見を反映し活性化に資する改革につながると思います。

 少数意見の尊重は、民主主義の基本原理です。

 そこで、新年度予算審査にあたって、無所属会派の意見の反映のためのご配慮を要望するものです。

 関係各位におかれましては、真摯かつ前向きなご検討をよろしくお願い申し上げます。

以上