新型コロナウイルスから高齢者の命を守る緊急要望

本日「新型コロナウイルスから高齢者の命を守る緊急要望」を東京都知事宛てに提出しました。総務局遠藤雅彦局長が対応し、「しっかり検討してまいります」と答えました。

内容は以下の通りです。

2020年3月4日

東京都知事 小池百合子 様

都議会生活者ネットワーク 山内れい子

新型コロナウイルスから高齢者の命を守る緊急要望

新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、市民生活にも大きな影響が出ています。店頭からマスクや消毒液が消え、さらにはトイレットペーパーやティッシュペーパー、おむつ、生理用品までも棚からなくなる事態となっています。政府が全国の小中高校などに一斉休校を要請したことは、この混乱に拍車をかけ、対応を迫られている自治体や学校現場からは悲鳴が聞こえています。

この間、このウイルスの特徴も少しずつ明らかになってきました。高齢者が感染すると、重症化しやすく死亡リスクが高いことから、有識者からもその対策が優先されるべきとの意見が出ているところです。ところが、デイサービスなど高齢者を対象とした介護現場でマスクが不足しており、感染対策に不安が広がっています。マスクや消毒液など衛生用品の確保は喫緊の課題です。

 まずは、都が備蓄しているマスクを高齢者施設や介護事業所に優先的に配布するため、早急に区市町村と協力して対応するよう、強く要望します。