2017年6月20日
都議会生活者ネットワーク
幹事長 西崎光子
本日小池知事の記者会見があり、豊洲市場移転問題について方向性を知事が決断されたことは、重く受け止めています。豊洲市場に移転することは、専門会議から土壌汚染について無害化が実現できないと言われている中で、豊洲市場の「安全・安心」を市場関係者や都民がどう判断し評価するかが重要です。
今回の会見の中では、築地を売却せずブランド力を生かして活用する方針も提示されましたが、「豊洲・築地共存案」については、その詳細が明らかにされておらず、今後具体案について十分に議論していきたいと考えています。
生活者ネットワークは、築地市場については、現地での再整備を求めてきました。今回の方針を受け、都議選後の新しい議会で、知事との間で、真摯かつ十分な議論を尽くすとともに、市場関係者の間の合意形成に尽力していくことが重要であり、都民への説明責任を果たしていく必要があります。
生活者ネットワークは、これまで「食の安全」に最もこだわってきたものとして、この問題に全力で取り組んでいく決意であります。