2020年オリンピック開催地決定について(談話)

2020年オリンピック開催地決定について(談話)

 

2013年9月8日

都議会生活者ネットワーク

幹事長 西﨑光子

 

 本日、ブエノスアイレスでのIOC総会において、ついに、2020年オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決定しました。

 これまでの関係者の皆様のご労苦には敬意を表するものですが、開催に向けての活動はむしろこれからが本番です。

 安倍総理をはじめ日本中が、オリンピック開催を経済復興のチャンスととらえ、不要不急の公共事業までが増大することを懸念しております。

 2011年3月の原発事故による放射能汚染問題は、今なお解決の道筋さえ立っていません。汚染水の流出を食い止め、福島の復興を急ぐことこそ、世界中が日本に期待していることであり、オリンピック開催がその取り組みを加速させる好機となることを私たちも期待しています。

   メダルの数を競うだけのオリンピックではなく、世界中のスポーツを愛好する人々が安心して集い、これからの人生を豊かにするオリンピック・パラリンピックとなるよう、希望します。