第3回定例会で4件の文書質問を提出

 第3回定例会で、岩永やす代は4件の文書質問を提出しました。主な内容は以下のとおりです。答弁は、回答予定の11月下旬に、通告書全文と併せ掲載します。

質問件名

 1 国立市内の都市計画道路とJR南武線連続立体交差事業について

 2 アーツカウンシル東京助成事業について

 3 スクールカウンセラーについて

 4 政策連携団体等のガバナンスや職場環境整備への指導について

質問の概要は以下のとおりです。

【1 国立市内の都市計画道路とJR南武線連続立体交差事業について】

 国立市内で計画されている都の事業に、JR南武線連続立体交差事業と国立都市計画道路3・3・15号線及び3・4・5号線があります。いずれの計画も、地域の利便性や住環境、貴重な自然環境を大きく変える事業です。にもかかわらず、踏切廃止による生活への影響、谷保駅周辺の工事用地、立川崖線付近の工法、事業費など、地元住民が納得できる状況ではありません。

 また、矢川や緑地・生態系への影響、騒音・大気汚染による子どもへの健康被害、地域分断などが懸念されています。特にさくら通り以北は、交通量が減少する中で整備の必要性そのものが問われています。巨額の費用を投じて地域を分断するのではなく、住民の声と環境を最優先に、計画の必要性を再検証し、計画中止と緑道・公園通りへの転換を求めての質問です。

【2 アーツカウンシル東京助成事業について】

 東京都はアーツカウンシル東京を通じ、文化芸術活動を支えるため幅広い助成事業を実施しています。一方、利用団体からは、助成対象経費や対象期間の判断が難しく、ガイドラインを読んでも申請前に判断できない、問い合わせても対象外となる理由が十分に理解できないなどの声が寄せられています。

 文化芸術活動の現場は多様であり、制度の公平性・適正な執行を確保しながらも、実態に即した分かりやすく利用しやすい制度とすることが必要です。そこで、利用者の声の把握と制度改善、具体的なFAQや相談体制の充実、準備期間を踏まえた助成対象期間の見直し、申請から実績報告までの伴走型支援などについて、都の見解を求める質問です。

【3 スクールカウンセラーについて】

 スクールカウンセラー(SC)は、児童・生徒への心理的支援に加え、保護者への助言、教職員へのコンサルテーション、不登校・いじめ・虐待への対応など、学校の教育相談を支える専門職です。その専門性を十分に発揮するには、学校や児童・生徒、保護者、教職員との継続的な信頼関係が重要ですが、東京都では会計年度任用職員として一年単位の任用となり、2023年度末には200人以上が翌年度の任用に至らない事態も生じました。

 そこで、任用・選考における過去の勤務実績の評価、東京都教育委員会とTEPROの役割分担、交代時のケース引継ぎ、任用結果や勤務校の早期通知、産休・育休等の代替配置について確認するとともに、勤務日数や勤務環境を含めたSCの実態を調査し、子どもへの継続的な支援につながる配置・任用のあり方を検討することを求める質問です。

【4 政策連携団体等のガバナンスや職場環境整備への指導について】

 東京都の試験研究を担う政策連携団体は、都民の健康・医療、環境、農林水産などに関わる重要な役割を果たしています。その使命を十分に果たすためには、事業運営や収支の透明性、適切なガバナンスを確保することが不可欠です。

 そこで、都による日常的な運営・収支の把握、重大な疑義が生じた際の事実確認や第三者調査、団体職員のハラスメント相談・公益通報体制の整備状況と、今後の取り組みについて質す質問です。

国立市内の都市計画道路予定地にて。